概説
2009年5月31日初演。公演名「最終ベルが鳴る」は、メンバーの何人かが「AKB48に甘えている」と感じた総合プロデューサー・秋元康が、「このままだと最終ベルが鳴るぞ」という警鐘を鳴らすために名付けた。
本公演の頃から「チームK=体育会系」のイメージが完全に固まったと言われている(個人的には、力強いエレキギターがそう思わせていると感じた)。
AKB48大島チームK、峯岸チームK、SNH48チームSⅡ、HKT48チームH、JKT48チームKⅢ、SKE48チームKⅡの公演でも使用された。
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楽曲一覧
- overture[01:00]
作曲・編曲:尾澤拓実/歌唱:TAZ
- マンモス[03:31]
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多数の公演曲を手掛けた井上ヨシマサ制作楽曲。ドラムとギターとストリングスとシンセが魅力の楽曲で、コンピューターに制御された社会に抗う魂を、氷河期を生きた古代生物である「マンモス」と表現している。「誰よりしぶとく生き残れ」と雄々しい声で訴えた、忘れかけていた本能が甦るクールな楽曲である。個人的には、曲全体の愉快な男性コーラスと、Bメロの「M・A・M・M・O・T・H」が好きである。また、マンモスの雄叫びを再現した、間奏で唸る痛快・爽快エレキギターが非常に秀逸だと思った。
- 最終ベルが鳴る[03:44]
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本公演の中核となる楽曲。「青空のそばにいて」の八重樫ゆう一が作曲を務めた。最終ベルを彷彿とさせる痛快エレキギターが特徴。夜更けの駅のホームで、片道切符を片手に列車に乗り込む主人公を力強く描いている。「心の奥の声を聴け!」と魂を込めて歌唱した、夢に挑む覚悟が伝わる非常に熱い楽曲である。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、前述したエレキギターと、オーディションに臨むメンバーの心の内を描いた歌詞が好きである)。
- ボーイフレンドの作り方[04:20]
作詞:秋元康/作曲:Rie/編曲:百石元
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「ロマンス、イラネ」の作曲をしたRieが作曲を務めた楽曲。ティンパニーやギター・ブラス・タンバリンが響く楽曲で、ボーイフレンドの作り方を「あなた」から学ぶ「私」の姿を軽快・ポップに描いている。恋人を作る方法・思考をとても丁寧に描写した、恋のイロハを一緒に学べる非常に可愛い楽曲である。個人的には、賑やかな教室の様子が伝わってくる、曲全体の明るく可愛い元気なガヤが好きである。また、「PARTYが始まるよ」を編曲した百石元が手掛けた愉快なアレンジも好きである。
- 偉い人になりたくない[03:37]
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痛快エレキギターと煌めくピアノが魅力のポップナンバー。「学校なんか毎日行くな!会社なんかは時々休め!」と、学生・社会人に対して軽快な声で促している。「偉い人になりたくない」と主張する「僕」を描写した、「やりたいようにやろう!」と勧める元気で明るい楽曲である。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、前述のピアノ・エレキギターと、曲全体のクラップ・ガヤが好きである)。また、時折聴こえる掛け声が、モーニング娘。の8thシングル「恋のダンスサイト」の掛け声に似ていると感じた。
- リターンマッチ[04:00]
作詞:秋元康/作曲:上田晃司/編曲:田口智則・稲留春雄
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ユニット楽曲。ベースとエレキギターが雄々しい情熱的な楽曲で、真夏のホテルで恋人だった「君」と再会した男性が、そのまま「君」と行為に及ぶ様子を詳しく描いている。焼け木杭に火が付く様子を艶やかな声で表現した、燃える想いが伝わってくる非常にクールな楽曲である。個人的には、曲全体の激しい音色と、約34秒ある前奏が好きである。尚、題名の「リターンマッチ」は「雪辱戦」を意味する言葉である(ここでは、若過ぎた故に終わった恋のやり直しを指す言葉である)。
- 初恋泥棒[03:30]
作詞:秋元康/作曲:吉田ゐさお/編曲:樫原伸彦
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ユニット楽曲。痛快・爽快エレキギターが印象に残る楽曲で、クラスで一番イケテル「あなた」に恋した「私」を描いている。怪盗ルパンよろしく「私」のハートを華麗に盗み出した、初恋泥棒「あなた」の魅力が伝わる可愛い楽曲である。個人的には、ピアノ・ベース・ブラス・エレキギター中心のポップサウンドが好きである。また、曲中で頻出する警察関連用語(怪盗ルパン・犯人・自首・別件逮捕)も好きである。尚、この楽曲は、本公演で最も短い楽曲である(最も長い楽曲は「支え」である)。
- ごめんね ジュエル[04:32]
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ユニット楽曲。4thシングル「BINGO!」を手掛けた成瀬英樹が作曲を務めた。ティンパニーとエレキ & アコースティックギターが特徴。オープンカフェで一度別れた「君」のことを待つ「僕」の心の内を切なく描いている。世界に一人しかいない「君」を「僕のジュエル」と表現した、夏の復縁の瞬間を煌びやかに描いた楽曲である。個人的には、編曲・野中"まさ"雄一の淡いアレンジが好きである。また、失って初めて気づいた愛を描いた歌詞も好きである。
- おしべとめしべと夜の蝶々[04:32]
作詞:秋元康/作曲:宮島律子/編曲:野中"まさ"雄一・田口智則・稲留春雄
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ユニット楽曲。前曲同様、野中"まさ"雄一が編曲を担当した(田口智則・稲留春雄と共作)。大堀恵のエロさを基に制作されたミディアムナンバー。女の子の花園で一線を越える二人の女性をとても艶やかに描いている。甘酸っぱいインモラルな愛を妖しい音色で表現した、ぞくぞく・どきどきさせる歌声が魅力の危険なラブソングである。個人的には、雲がかかった月を思わせる、非常に刺激的な音色が好きである。また、間奏で披露される、大堀恵と河西智美の蠱惑的な内容の会話も好きである。
- 16人姉妹の歌[03:43]
作詞:秋元康/作曲:吉田ゐさお/編曲:高島智明
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ユニット楽曲。「初恋泥棒」の作曲・吉田ゐさおが作曲を担当した。間抜けなシンセと非常に優雅なヴァイオリンが鳴り響く楽曲。チームKの16人を姉妹に例えた楽曲で、パネル写真を用いてメンバーの特色を紹介している。途中で披露される日替わりの掛け合いがとても面白い、チームKの魅力が凝縮された箸休めソングである。個人的には、前述した音色・掛け合いが好きである。尚、当初は倉持明日香もユニットに参加予定だったが、『倉持には、まだ、未来があるから』という総合プロデューサー・秋元康の鶴の一声で変更された。
- Stand up[04:13]
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初のオリジナルC/W「最後の制服」を制作した、伊藤心太郎が作曲・編曲を担当した楽曲。暗いアコースティックギターと鍵盤楽器が特徴的で、「立ち上がれ! 絶望のその谷底から」と訴えている。Bメロで繰り返される「Stand up!」がキャッチーな、逆境に負けない強さを授けてくれる楽曲である。個人的には、戦火・爆撃・銃撃戦で壊滅した街を思わせる、前述した曲全体の暗い音色が好きである。また、「絶望の状況下でも希望を持て!」と主張する歌詞が印象に残った。
- Cool girl[03:45]
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「マンモス」同様、井上ヨシマサが制作を務めた楽曲。ドラムとエレキギターが非常に痛快・爽快な楽曲で、口説かれても冷静に応じるCool girl「私(あたし)」の姿をスタイリッシュに描いている。「傷つくことは大事でも 学習して行くわ」と歌唱した、異性の「あんた」に絆されてしまう女性を描いたラブソングである。個人的には、前述した生音みたいなクールサウンドが好きである。また、最初の台詞「は?」「いや、無理」「え、マジで?」「No~!!」も好きである。
- 回遊魚のキャパシティ[04:07]
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「最終ベルが鳴る」を手掛けた市川裕一編曲楽曲。暗めのシンセとエレキギターが印象に残る楽曲で、たった一人の異性「あなた」のことしか愛することができない「私」の気持ちを淡く儚げに描いている。狭い世界でたった一人を愛し続ける一途すぎる女性を「回遊魚」と表現した、切なさに満ちた楽曲である。個人的には、夜の水族館を連想させる音色が好きである。また、重い女性を「狭い水槽の中で泳ぎ続ける宿命(さだめ)の回遊魚」に例えた歌詞が印象に残った。
- 会いに行こう[03:41]
作詞:秋元康/作曲:中山聡/編曲:勝又隆一
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本編最終楽曲。ドラムとシンセとエレキギターがメインのミディアムナンバーで、夢を叶えるために大事な異性「あなた」と別れた「私」が、いつの日にか「あなた」の街へ会いに行こうと誓う姿を切なげに描いている。素敵な人を想いながら旅立つ女性を描写した、前向きな胸中が伝わる淡くも明るいラブソングである。個人的には、編曲・勝又隆一のアレンジが好きである。また、「自分を磨いて綺麗になって会いに行こう」といった想いを綴った、間奏の軽快Rapも好きである(個人的には、二人称の崩れ(君・あなた)が気になった)。
- シャムネコ[03:59]
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アンコール楽曲。暗いブラスとスクラッチの音がキャッチーな楽曲で、どこからかある日やって来て、勝手に住み着いたシャムネコを詳らかに描いている。気高く生意気で愛想がなく素直じゃないのにどこか憎めない、愛に飢えた女王様を描写したクールな楽曲である。個人的には、シャムネコの詳細な描写とサビの「Yeah Yeah Yeah Yeah Yeah」が好きである。また、シャムネコと自身を重ね合わせた「私」を描いた歌詞も好きである。尚、この楽曲は、ギタリスト・堀崎翔の初の48グループ参加楽曲となった(ブログ より)。
- メロスの道[04:03]
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アンコール楽曲。本編の楽曲2曲の編曲をした市川裕一が編曲を務めた。太宰治の名作『走れメロス』を題材とした楽曲。「君(セリヌンティウス)」のために走り続ける主人公・メロスの様子を情熱的に描いている。「弱音を吐くな!あきらめるな!走り続けろ!」と活を入れた、『走れメロス』の世界観が脳内に浮かぶ楽曲である。個人的には、過酷な道程を表現したエレキギターと、朝陽が昇る様子を連想させるラスサビの転調が好きである。また、サビの歌詞は、この楽曲を聴いている人に向けた言葉でもあると感じた。
- 支え[05:29]
作詞:秋元康/作曲:太田美知彦/編曲:樫原伸彦
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アンコール楽曲。前曲「メロスの道」の太田美知彦が作曲を担当した。正規のチームメンバーのみで歌唱するチームKの代表曲。間奏では、メンバーが五十音順で名乗る演出が挿入されている(チームKの連帯感やメンバー同士の絆の強さを表す演出となっている)。友達以上の支えだった「みんな」に対する想いを歌った、卒業式を彷彿とさせる淡くも優しいバラードである。個人的には、編曲・樫原伸彦による切ないアレンジが好きである(特に、ピアノ・アコースティックギター・ハーモニカが好きである)。
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歌唱メンバー
※ センターは赤で表示/全体曲割愛/オリジナルのみ記載| 出演メンバー |
|---|
| 秋元才加・梅田彩佳・大島優子・大堀恵・奥真奈美・小野恵令奈・河西智美・倉持明日香・小林香菜・佐藤夏希・成瀬理沙・野呂佳代・早野薫・増田有華・松原夏海・宮澤佐江 |
| リターンマッチ |
| 秋元才加・梅田彩佳・成瀬理沙・野呂佳代 |
| 初恋泥棒 |
| 奥真奈美・小野恵令奈・早野薫 |
| ごめんね ジュエル |
| 大島優子・倉持明日香・増田有華・宮澤佐江 |
| おしべとめしべと夜の蝶々 |
| 大堀恵・河西智美 |
| 16人姉妹の歌 |
| 小林香菜・佐藤夏希・松原夏海 |