概説
前作「もしも私が空に住んでいたら」から約1年ぶりのシングルである。
本作のAKB48演歌ver.は、32ndシングル「恋するフォーチュンクッキー」となっている。
初回限定盤・通常盤の2形態で発売された。
初回限定盤には「異邦人」の、通常盤には「赤いスイートピー」のカヴァーが収録されている。
2014年1月20日付のオリコン週間シングルチャートで、自身初の首位を獲得。演歌歌手の首位獲得は約4年5か月ぶり(氷川きよしの19thシングル「ときめきのルンバ」以来)で、10代の演歌歌手の首位獲得は約27年7か月ぶり(城之内早苗の1stシングル「あじさい橋」以来)となった。
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楽曲一覧
- 鞆の浦慕情[03:48]
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広島県福山市の鞆の浦が舞台の楽曲。「仙酔島・雁木・焚場・燈籠塔・潮待ち港」と、鞆の浦を表す言葉が至る所で登場している。「あなた」と別れて悲嘆に暮れる「私」の姿を描写した、終わってしまった恋模様を綴った哀しい楽曲である。個人的には、真冬の鞆の浦の風景が浮かぶ音色と、傷心を癒やす女性が浮かぶ歌詞と歌声が好きである(前者は、時折響くビブラスラップと間奏で響くエレキギターが好きである)。
尚、この楽曲は、自身初のご当地ソングである(演歌らしさを強く打ち出すため、総合プロデューサー・秋元康が、港や海を歌詞のテーマに設定。アニメ映画「崖の上のポニョ」の舞台のモデルや、ハリウッド映画「ウルヴァリン」のロケ地で知られる鞆の浦が、「趣のある港町の風景が、曲のイメージに合っている」として選定された)。また、この楽曲が縁で、岩佐は福山市から「福山・鞆の浦応援特別大使」に任命された。
- 恋するフォーチュンクッキー〈演歌バージョン〉[04:04]
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共通カップリング曲。AKB48の32ndシングル「恋するフォーチュンクッキー」の演歌ver.である。原曲の編曲が武藤星児であるのに対し、この楽曲では増田武史が編曲を担当。軽快ブラスやストリングスが明るい原曲とは異なり、和楽器の音色が愉快に響くアレンジとなっている。カラオケを聴いていても聴こえる女性コーラスがキャッチーな、原曲とはまた違った魅力が凝縮された楽曲である。尚、テンポは原曲よりも遅いが、2番Aメロとラスサビが省略されているため、原曲よりも約42秒短くなっている。
- 異邦人[03:48]
作詞・作曲:久保田早紀/編曲:伊藤心太郎
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初回限定盤収録楽曲。1979年10月1日に発売された久保田早紀(現・久米小百合)のデビューシングルのカヴァーである。原曲の編曲が萩田光雄であるのに対し、この楽曲では伊藤心太郎が編曲を担当(Wikipedia と公式サイト ・歌詞カードで表記が異なる)。シンバルの追加・強調やフェードアウトの変更等々、楽曲の細かな部分に変更が加えられている。原曲のアレンジを尊重しつつもブラッシュアップした、鍵盤楽器の音色が魅力の哀愁漂う楽曲である。個人的には、前述したシンバルの音が好きである。
- 赤いスイートピー[03:40]
作詞:松本隆/作曲:呉田軽穂/編曲:佐々木裕
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通常盤収録楽曲。1982年1月21日に発売された松田聖子の8thシングルのカヴァーである(「AKB48 初の演歌歌手 岩佐美咲に歌って欲しい演歌・歌謡曲」リクエスト首位の楽曲で、2か月前に発売された1stアルバム「リクエスト・カバーズ」に引き続き収録された)。原曲の編曲が松任谷正隆であるのに対し、この楽曲では佐々木裕が編曲を担当。原曲のアレンジを忠実に再現した楽曲で、時折唸るエレキギターが特徴として挙げられる。曲全体の若く可愛い岩佐の歌声に癒やされる、リクエストで第1位を獲るのも納得できる楽曲である。
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