概説
前作「ヘタレたちよ」から約6か月ぶりのシングルである。
鶴久政治(元・チェッカーズ)から楽曲提供を受けている。
TypeA・B (それぞれ初回限定盤と通常盤)・劇場盤の5形態で発売された。
2022年7月30日、本作の発売を記念した公演「花は誰のもの?」が初演を迎えた。
2022年7月31日、公演のために書き下ろされた「夏の"好き"はご用心」「そして人間(ひと)は無力と思い知る」が配信限定でリリースされた。
2022年11月2日、前述の2曲が収録された形態「劇場盤Extra Edition」が、本作のロングヒットを記念して発売された(この形態の発売により、選抜メンバー全員がカップリング曲に参加したことになった)。
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楽曲一覧
- 花は誰のもの?[04:11]
作詞:秋元康/作曲:鶴久政治/編曲:Hiroya.T
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インターハイ「躍動の青い力 四国総体 2022」公式応援ソング。2022年4月7日に先行配信された楽曲で、石田千穂・瀧野由美子・中村舞の3名がセンターを務めた(この楽曲では「トライアングルセンター」方式を採用。公演やメディア等々、楽曲披露の場所や場面でその都度センターが入れ替わる異色の楽曲となった)。
ロックバンド「チェッカーズ」の元メンバー・鶴久政治が作曲。アコースティックギターとストリングスが特徴の楽曲で、荒地の花を奪い合い、地球に見えない線を引き合う人類に対する淡い想いを切なく儚く綴っている。「勝手に国境線を引かずに自由・幸せを分け合おう」と、明るく可愛い声で唱えた平和祈念の楽曲である。個人的には、曲全体の切ない音色が好きである。
尚、この楽曲は、2022年2月24日に開始した、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて制作。作詞を務めた秋元康は、「アイドルが歌って、楽しくカラオケでも歌っていたが、ふと「この1行が凄く深い」と思った人が少し調べてみようという入口になったらいい」と、2022年6月17日放送のMUSIC BLOOD で語った(日刊スポーツ より)。一方、この楽曲は異例のロングヒットを記録。ミュージックステーションへの初出演 も果たしており、図らずも軍事侵攻の恩恵を受ける形となった。
- 船から降りた僕たちは…[04:29]
作詞:秋元康/作曲:MasaHERO Ohsawa/編曲:若田部誠
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Type A収録楽曲。選抜入りしなかったメンバー17名が歌唱する。繊細・綺麗なストリングスが印象に残るミディアムナンバー。前年5月に2年の歴史に幕を下ろした船上劇場・STU48号が題材となっている。錨を降ろして希望の大地に一歩踏み出す姿を歌った、新たな世界に臨む決意が伝わってくる楽曲である。個人的には、穏やかな海や潮風・青空を思わせる優しい音色が好きである。尚、この楽曲は、作曲・MasaHERO Ohsawaの作曲家デビュー楽曲である(X より)。また、編曲・若田部誠は、この楽曲が7作連続の編曲楽曲となった。
- ポニーテールをほどいた君を見た[04:09]
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Type B収録楽曲。選抜メンバー5名が歌唱する。オルガン・ギター・ピアノ・ブラス・パーカッションが魅力の楽曲。心が堅く内向的だと想像していた意中の「君」が、ポニーテールをほどいて大胆・挑発的に誘う姿を蠱惑的に描いている。イメージと違う「君」の素顔に胸がキュンとする「僕」を描いた、青い月光が脳内に浮かぶ情熱的なラブソングである。個人的には、曲全体の妖しく美しく麗しい世界観が好きである(特に、前述した熱い音色と「君」をつぶさに描いた歌詞が好きである)。
- Sure、じゃあね[03:54]
作詞:秋元康/作曲・編曲:CHOCOLATE MIX
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劇場盤収録楽曲。選抜メンバー4名が歌唱する。四つ打ちドラムとエレキギターとシンセサウンドが魅力の楽曲。誘い方が強引な「あなた」に振り回されて疲れた「私」が、自分らしく歩いて行こうと別れる姿を描いている。「あなた」に愛されているうちに背中を向ける姿を歌った、スタイリッシュながらどこか切ないレトロな楽曲である。個人的には、サビの「Sure」が炭酸水の「シュワ」に聴こえた。また、作曲・編曲のCHOCOLATE MIX(永野大輔)が手掛けた音色が印象に残った。
- 夏の"好き"はご用心[04:11]
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劇場盤Extra Edition収録楽曲。選抜メンバー4名が歌唱する。山口県出身の井上トモノリが作曲を担当(自身初のオリジナル楽曲「瀬戸内の声」以来である)。エレキギターとドラム・ベース・ピアノが魅力の楽曲で、理想のタイプと違う「君」に惹かれてしまう「僕」の姿を軽快・ポップに描いている。「真夏の"好き"にご用心!」と可愛く注意喚起した、何だか変なロマンスを歌ったとても盛り上がる楽曲である。個人的には、曲全体の明るく弾ける音色・歌声が好きである。
- そして人間(ひと)は無力と思い知る[04:37]
作詞:秋元康/作曲:上田晃司/編曲:草野よしひろ
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劇場盤Extra Edition収録楽曲。選抜メンバー3名が歌唱する。エレキ & アコースティックギターとベース・ピアノが特徴。泣き声が響く風の音を無視することが出来ない「僕」を儚げに描いている。「僕には泣いている人を思いやれる余裕がない」と歌った、多くの人が抱く感情を綴った虚しい楽曲である。個人的には、曲全体の切ない音色と峯吉愛梨沙の歌声が好きである。また、題名「そして人間(ひと)は無力と思い知る」と歌詞の内容が、軍事侵攻を憂いつつも結局何もしない人達を表現しているように感じた。
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歌唱メンバー
※ センターポジションは赤で表示| 花は誰のもの? |
|---|
| 石田千穂・石田みなみ・今村美月・岩田陽菜・沖侑果・甲斐心愛・川又あん奈・小島愛子・高雄さやか・瀧野由美子・中村舞・福田朱里・峯吉愛梨沙・吉崎凜子・吉田彩良・立仙百佳 |
| 船から降りた僕たちは… |
| 池田裕楽・内海里音・尾崎世里花・川又優菜・工藤理子・迫姫華・信濃宙花・清水紗良・鈴木彩夏・田中美帆・谷口茉妃菜・原田清花・兵頭葵・宗雪里香・森下舞羽・矢野帆夏・渡辺菜月 |
| ポニーテールをほどいた君を見た |
| 石田みなみ・沖侑果・瀧野由美子・中村舞・福田朱里 |
| Sure、じゃあね |
| 石田千穂・岩田陽菜・甲斐心愛・立仙百佳 |
| 夏の"好き"にご用心 |
| 川又あん奈・高雄さやか・吉崎凜子・吉田彩良 |
| そして人間(ひと)は無力と思い知る |
| 今村美月・小島愛子・峯吉愛梨沙 |