概説
前作「How's it going?」から約1年ぶりのアルバムである。
既発曲は、11th・12thシングルである。
題名は「誘(いざな)う」とかけられたもので、別の候補に「season」があった(後にこの題名は、27thシングル収録曲の題名に採用された)。
「JAM」「Thank you for my days」「EYES WITH DELIGHT」「RAINBOW」の楽器演奏は、オランダ・アムステルダムとアメリカ・ニューヨークのスタジオミュージシャンによって録音された。
初回生産限定盤・通常盤の2形態で発売された。
初回生産限定盤には、ファンが選んだPV上位5曲収録のDVDとスペシャルブックレットが付属されている。また、通常盤には、嵐結成5周年グッズキャンペーン企画の応募券が封入されている(賞品は、櫻井・二宮制作、松本ジャケットデザインの「スケッチ」収録CD、相葉・大野デザインのTシャツ、カードの3種のいずれかである)。
Wikipediaの閲覧履歴 に「「RIGHT BACK TO YOU」にリードトラックという根拠がない」とあるが、収録アルバム「5×5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004」のブックレットに「アルバムに先駆けて、パルコのCMタイアップ曲としてOAされ、そのビジュアル(スタイリッシュな浪人スタイル)とともに話題になった本作はリードシングル的存在」とあるため、この楽曲が本作のリード楽曲であると思われる。
ミュージシャンクレジットには、ProgrammingやChorusの表記がない(未表記の楽曲は全編打ち込みと思われる)。また、エレクトリックの表記が「E.」であるのに対し、アコースティックの表記が「Acc.」である等、統一感に欠けたミュージシャンクレジットとなっている(本稿では、未表記のコーラス追記や楽器の種類の表記の統一等、一次資料の内容を補完して表記する)。
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楽曲一覧
- 言葉より大切なもの[04:03]
作詞:TAKESHI/Rap詞:櫻井翔/作曲:飯田建彦/編曲:石塚知生
- E.Guitar:知野芳彦
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2003年9月3日に発売された11thシングルの2曲目(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- JAM[04:12]
作詞:久保田洋司/作曲:Tobias Lidell・Joel Eriksson・Victor Wiszniewski/編曲:岩田雅之
- Strings Arrangement:Willem Friede
- Drums:Omar Hakim
- Bass:Anthony Hinton
- E. & A.Piano:Philippe Saisse
- E.Guitar:Sherrod "Lic Spiffy" Barns
- Strings Section Concert Master:Ermo Olah
- 1st Violin:David peynenborgh・Christiaan van Hemert・Jenneke Tesselaar
- 2nd Violin:Sarah Koch・Marielle Ponsen・Marianne can den Heuvel・Arjen de Graaf
- Viola:Arno Vrijens・Norman Jansen・Orzse Adam
- Cello:Koen Schouten・Claire Schirtzinger
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海外で録音された洋楽風味のジャズナンバー。女性の「君」に「友達でいて」とあしらわれる男性の気持ちをグルーヴィーに描いている。即興演奏(JAM)をしているような感じが伝わってくる、危うさとしたたかさが感じられる陽気なラブソングである。個人的には、大野智のAメロの上ハモ・間奏で主張するベースと、Bメロで多数登場する「今」が好きである(後者は、2番の「忌々(いまいま)しい「今」に いまだに縛られて」が特に好きである)。尚、本作収録楽曲の中で、最も制作者・演奏者が多い楽曲である。
- The Bubble[03:54]
作詞:SPIN/Rap詞:櫻井翔/作曲:Peter Bjorklund・Joel Eriksson/編曲:AKIRA
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不穏なシンセサウンドで構成された暗めのラブソング。大事なことを言えない「僕」が、主(神)に「全てを伝えるだけの力を与えてくれ」と願う姿を描いている。切実な思いが伝わるサビの裏声が印象的な、一人の白夜の様子が伝わる切なく悲しい楽曲である。個人的には、大野智のソロパートと効果音が好きである(前者はサビの(The Bubble is so far, my girl)が、後者はサビ直前の間抜けな効果音が好きである)。尚、サクラップには、前作収録楽曲「パレット」の一節「"仕舞いきれない想いの残骸"」が登場している。
- Thank you for my days[04:55]
- Drums:Omar Hakim
- Bass:Anthony Hinton
- A.Piano:Philippe Saisse
- A.Guitar:Nick Morock
- Hammond B-3:Tommy Mandel
- Percussion:Bashiri Johnson
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海外で録音された穏やかな雰囲気の楽曲。ピアノ・オルガン・パーカッションが印象に残るミディアムチューンで、これまでの日々や恋に対する感謝を告げている(失恋から立ち直った姿も描いていると思われる)。爽やかな空・晴れ晴れとした主人公の姿を描いた、悔しさに沈んだ時に聴きたい朗らかな楽曲である。個人的には、曲全体のピアノ・ドラム・パーカッションと、後奏で響くオルガンと男性コーラスが好きである。また、前述した後奏から、この楽曲のコーラスは作曲・編曲の岩田雅之が務めたのではないかと感じた。
- PIKA★★NCHI DOUBLE[05:08]
作詞:SPIN/Rap詞:櫻井翔/作曲:森元康介/編曲:石塚知生
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2004年2月18日に発売された12thシングル(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- keep a peaK[01:51]
作曲・編曲:吉岡たく
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約2分のインストゥルメンタル。前作収録楽曲「Blue」でRhythm Programmingを務めたミュージシャン・吉岡たくが作曲・編曲を務めた(この楽曲が自身初の嵐編曲楽曲となった)。打ち込みドラムとシンセサイザーの音色が魅力的な楽曲(個人的には、53秒付近のドラムが好きである)。「次は一体どんな楽曲なんだろう?」と思わせてくれる、疾走感が印象に残る興奮必至の楽曲である。尚、この楽曲の制作秘話が、teenage of the year future に詳述されている。
- EYES WITH DELIGHT[04:29]
作詞:久保田洋司/Rap詞:櫻井翔/作曲:コモリタミノル/編曲:石塚知生
- Strings Arrangement:Willem Friede
- Drums:Omar Hakim
- Strings Section Concert Master:Ermo Olah
- 1st Violin:David peynenborgh・Christiaan van Hemert・Jenneke Tesselaar
- 2nd Violin:Sarah Koch・Marielle Ponsen・Marianne can den Heuvel・Arjen de Graaf
- Viola:Arno Vrijens・Norman Jansen・Orzse Adam
- Cello:Koen Schouten・Claire Schirtzinger
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海外で録音された非常に煌びやかな楽曲。風に靡く「君」の黒髪・ゆらゆら揺れる陽炎の様子が想像できるストリングスが特徴として挙げられる(ストリングスの演奏陣は「JAM」と同一である)。純真無垢な輝きを湛え微笑んでいる天使を描いた、爽やかな夏を堪能できる淡くも綺麗な楽曲である。個人的には、前奏・間奏・後奏で響くエレキギターが好きである。尚、サクラップには、7thシングル「a Day in Our Life」で登場した「A to da r.a.s.h.i」が再登場した。
- RIGHT BACK TO YOU[03:35]
作詞:SPIN/Rap詞:櫻井翔/作曲:Peter Bjorklund・Joel Eriksson/編曲:ha-j
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本作のリード楽曲。自身出演のパルコ「'04夏PARCOグランバザール」CMソング。本作最短楽曲である(インストゥルメンタルの「keep a peaK」を除く)。低音シンセやエレキギターが特徴的なクールナンバー。愛を求めて凍えそうな夜を過ごす「俺」の姿を危うげに描いている。「ただひとつ 君 信じる」と誓った歌詞が印象的な、破綻寸前の恋を歌った非常に暗い楽曲である。個人的には、間奏のサクラップと直後のドラムが好きである。尚、この楽曲は、2ndベストアルバム「5×5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004」にも収録された。
- RAINBOW[04:17]
- Horn Section Arrangement:Tony Kadleck
- Drums:Omar Hakim
- Bass:Anthony Hinton
- E.Guitar:Sherrod "Lic Spiffy" Barns
- Percussion:Bashiri Johnson
- Horns:East 4th Horns
- Trumpet & Flugelhorn:Tony Kadleck
- Trombone:John Wheeler
- Tenor Saxophone, Soprano Saxophone Solo & Flute:Charles Pillow
- Chorus Arrangement & Chorus:高橋哲也
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海外で録音された朗らかな雰囲気の楽曲。雨の中、好きな「君」と海辺を歩く「僕」の姿を軽快・ポップに描いている。出来過ぎた虹を見て笑う「僕」と「君」の姿が浮かぶ、ひと夏の煌めきを歌った心が弾むラブソングである。個人的には、曲全体の高らかなブラスが、サビの「Together Together Oh Happy on the rainbow!」の高揚感を表しているように感じた。尚、ブックレットには2番サビにRepeatを表す「**」の印があるが、何故かその印が使われていない(ラスサビで使用するのを忘れたのだと思われる)。
- ハダシの未来[04:40]
作詞・作曲:宮﨑歩/編曲:CHOKKAKU
- Baritone Saxophone:山本拓夫
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2003年9月3日に発売された11thシングルの1曲目(詳細は当該ページを参照して下さい)。
- 優しくって少しバカ[03:43]
作詞・作曲:井上貴志/編曲:ha-j
- Drums:前原幸雄
- Bass:ha-j
- E. & A.Guitar:藤枝英里
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コカ・コーラCMソング候補曲。爽やかな旋律・音色の王道バンドナンバーで、苛立ってしまう青春時代の葛藤・苦悩を描いている。優しくって少しバカな「僕」の姿を淡く描いた、人生に行き詰まった時に聴きたい優しい楽曲である。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、疾走感あるバンドサウンドと、繊細な胸中を描いた温かい歌詞が好きである)。尚、2004年に開催された「2004 嵐! いざッ、Now Tour!!」では、ソロパートが多い相葉雅紀がこの楽曲を自身のソロ楽曲として披露した。
- Dear My Friend[04:54]
作詞:小川貴史/作曲・編曲:関淳二郎
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アコースティックギターとピアノが印象的なスローナンバー。旅路を歩く主人公が、友達に思いを馳せる様子を切なく描いている。親友に伝えたい想いを淡い音色に乗せて歌った、青い空が脳内に浮かぶ優しく温かい楽曲である。個人的には、曲全体の切ない音色が好きである。尚、最初の歌詞が、ブックレットでは「入り口もないのに 出口を探していたのは青い空」とあるが、音源では「入り口もないのに 出口を探したのは青い空」と聴こえる。また、この楽曲は、作詞家・小川貴史の嵐楽曲初作詞楽曲となった。
- 君だけを想ってる[04:49]
- Brass Arrangement:佐野聡
- Bass:工藤毅
- Guitar:林部直樹
- Trumpet:佐々木史郎
- Trombone:佐野聡
- Tenor Saxophone & Flute:Andy Wulf
- Chorus Arrangement & Chorus:高橋哲也
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デビューシングル「A・RA・SHI」を手掛けた馬飼野康二の作曲楽曲。ブラス・ベース・エレキギターがグルーヴィーなファンクチューンで、会えないことに涙する「君」を慰める「僕」を描いている。「君」だけを想っていることを誇りに思う姿を歌った、純真無垢な恋と星空が浮かぶ愉快なラブソングである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、胸のときめきが伝わってくる明るいブラスが好きである)。尚、馬飼野氏の嵐提供楽曲はこれが最後だが、相田毅作詞の幻の楽曲「好きだった」の作曲も手掛けた。
- チェックのマフラー[05:19]
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本作最長楽曲。12thシングル「PIKA★★NCHI DOUBLE」の森元康介が作曲を務めた。ピアノ・ギター・ブラスの音色が印象に残る切ないバラード。チェック柄のマフラーを巻いた「僕」と「君」の恋の様子を温かく描いている。不器用だけどとても優しいカップルの姿が脳内に浮かぶ、雪が降り出して降り積もる時期に聴きたい淡いラブソングである。個人的には、連続して鳴るピアノの音と、編曲・岩田雅之と思しき男性コーラスが印象に残った。尚、元々はアコースティック調の楽曲だった。
- 途中下車[04:15]
作詞:SPIN/作曲:森元康介/編曲:ha-j
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爽快感あるアコースティックギターとピアノが魅力の楽曲。真夏の青春時代に故郷を離れて上京した主人公が、信じることに疲れた夜に一休み(途中下車)する様子を淡く描いている。打ち鳴らされる希望の鐘のような音色が印象的な、落ち込んだ午後に是非とも聴きたい切ない青春ソングである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、前述したアコギとピアノ、サビで主張する男性コーラスが好きである)。尚、この楽曲は、2ndベストアルバム「5×5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004」にも収録された。
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