identity(山本彩)- Utapedia

identity

identity」は、2017年10月4日に発売された、山本彩の2ndアルバムである。


目次

  1. 概説
  2. 楽曲一覧
  3. 外部サイト

スポンサーリンク


概説

前作「Rainbow」から約1年ぶりのアルバムである。

前作同様、48グループの総合プロデューサー・秋元康がプロデュースを、東京事変のベーシスト兼音楽プロデューサー・亀田誠治がサウンドプロデュースを務めた。

自身が作詞・作曲を務めた楽曲4曲の他、阿部真央水野良樹の提供楽曲が収録されている。また、いしわたり淳治がワードプロデュースを務めた3曲、48グループの楽曲を多数手掛けた音楽作家・Carlos K.ヒロイズムの提供楽曲、作詞家・阿久悠の未発表詞楽曲やDREAMS COME TRUEの楽曲のカヴァーと、バリエーション豊かな楽曲13曲が収録されている。

初回限定盤・通常盤の2形態で発売された。


スポンサーリンク


楽曲一覧

※ 編曲の亀田誠治が全曲のサウンドプロデュースを務めた

  1. JOKER[04:34]

作詞:山本彩・いしわたり淳治/作曲:山本彩/編曲:亀田誠治

 本作のリード楽曲。LIXIL住宅研究所・アイフルホームCMソング。今野均ストリングスの弦が綺麗なロックナンバー。隣で笑う「君」の存在に救われている「僕」の気持ちを切なげに描いている。愛する異性に対する想いや感謝の気持ちを綴り歌った、涙や心の傷を癒やす痛快バンドナンバーである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声と、心の「浄化」と掛け合わせた題名「JOKER」が好きである(音色は、軽快な河村"カースケ"智康のドラムが好きである)。尚、初回限定盤のDVDには、この楽曲のMVと特典映像が収録されている。


  1. Wings[03:55]

作詞・作曲:Carlos K.亀田誠治/編曲:亀田誠治・Carlos K.

 NMB48の楽曲を多数手掛けた音楽作家・Carlos K.の提供楽曲(亀田誠治と共同で作詞・作曲・編曲を務めた)。加工された女性の声から始まる痛快ミディアムナンバー。入り組んだ世界の中で孤独を感じる「君」に対して、「羽根(Wings)を使って大空へ羽ばたこう」と促している。グルーヴィーなエレキギターとベースの音色が印象的な、挑戦意欲を掻き立ててくれる非常にクールな楽曲である。個人的には、前述した曲全体のクールな音色が好きである(Carlos K.と亀田氏の長所が絶妙に融合していると感じた)。


  1. 夢の声[03:45]

作詞・作曲:ヒロイズム亀田誠治/編曲:亀田誠治

 NEWSの楽曲提供で名を馳せているヒロイズムが、編曲の亀田誠治と作詞・作曲を務めた楽曲。皆川真人が弾くピアノから始まる爽快バンドチューンで、日々のタスクに追われている主人公が、心にしまっていた想いに気づく瞬間を切なく優しく描いている。「憧れに手を伸ばそう」「夢が叶う日までずっと諦めないでいよう」と歌った、心が安らぐ一曲である。個人的には、曲全体の温かい音色が好きである。また、サビの「君の声は 夢、歌う(守る)ためにあるんだ」が、作詞の2人が山本に届けたい言葉のように感じた。


  1. Let's go crazy[03:44]

作詞・作曲:山本彩/編曲:亀田誠治

 自身作詞・作曲楽曲。自身出演ドラマ「ふたりモノローグ」主題歌(自身初のドラマ主題歌である)。西川進のエレキギターが響く爽快バンドナンバー。自身のライヴに来た人達へ「Let's go crazy(夢中になれ!)」と笑顔で促すロックンロールとなっている。履き潰したスニーカーのように草臥れた人に向けて歌った、最高のパーティータイムを彩る痛快な一曲である。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、曲全体のドラム & エレキギターとサビ途中で唸るベース、最後の「Let's go cra-crazy」が好きである)。


  1. ゆびきり[04:11]

作詞・作曲:山本彩/編曲:亀田誠治

 自身作詞・作曲楽曲。ブラス & ハープシコードが印象的な楽曲で、大好きな「君」と分かれて離れ離れに暮らす「僕」の淡い胸中を軽やかに描いている。「いつかまた会えるよね」と指切りをする姿が浮かぶ、明るい未来・希望を感じる非常に愉快なポップチューンである。個人的には、曲全体の軽快・前向きバンドサウンドが好きである(特に、前述したブラス & ハープシコードと前奏のベースが好きである)。また、2番Aメロ→間奏→2番Bメロの楽曲構成が印象に残った。


  1. サードマン[04:24]

作詞・作曲:山本彩/編曲:亀田誠治

 自身作詞・作曲楽曲。ピアノ & ストリングスから始まる切ないバラードで、自分の気持ちを押し殺して苦しみながら生きる「君」を、草葉の陰から見守るサードマンの「僕」を描いている(「サードマン」とは、絶望的な状況の人が遭遇する、目視不能の第三者的な存在のことである)。「君は君でいて 変わらなくていいから」と優しく歌った、愛する人をただ肯定する慈愛に満ちたラブソングである。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(特に、サビの「君が君の嫌いなとこは 僕が君の好きなとこ」が好きである)。


  1. どうしてどうして[05:13]

作詞:山本彩・いしわたり淳治/作曲:山本彩/編曲:亀田誠治

 自身作詞・作曲楽曲。前作にも携わった作詞家・いしわたり淳治が、リード楽曲「JOKER」同様、共作詞とワードプロデュースを務めた。「Let's go crazy」と同一布陣が演奏を務めた楽曲。感情を顔に出せないクールビューティーな女性の「私」が、付き合っていた超普通な「あなた」に振られて強がる姿を軽快に描いている。冴えない「あの子」に鞍替えされた悔しい気持ちが伝わってくる、ひとり寂しい高嶺の花の失恋を歌った一曲である。個人的には、悔しさと「私」の姿が想像できる、曲全体の力強い音色・歌声が好きである。


  1. 愛せよ[05:01]

作詞:阿久悠/作曲:水野良樹/編曲:亀田誠治

 2007年死去の作詞家・阿久悠の未発表詞楽曲。没後10年・作詞活動50年・生誕80周年のメモリアルイヤーの2017年に発足した「阿久悠未発表詞105080プロジェクト」の一環として制作された楽曲で、放牧中の音楽グループ・いきものがかりの水野良樹が曲をつけた(詳細はHIROBA TALKS ARCHIVE 参照)。希望と絶望、不安や葛藤を感じる暗い音色の楽曲。苦しむ若者たちに対して、「人・自然・時代・自分自身を愛せよ」と唱えている。阿久悠の若者に対する想いが伝わってくる、森羅万象に対する愛の気持ちが芽生える楽曲である。


  1. 何度でも[03:44]

作詩:吉田美和/作曲:中村正人・吉田美和/編曲:亀田誠治

Licensed by UNIVERSAL SIGMA, A UNIVERSAL MUSIC COMPANY

 2005年2月16日に発売された、DREAMS COME TRUEの35thシングルのカヴァー。原曲の編曲が中村正人であるのに対し、この楽曲では亀田誠治が編曲を務めた。金原千恵子ストリングスによる繊細な弦が特徴。山本の力強く闘志に満ちた歌声が、「10001回目は 何か 変わるかもしれない」という確かな希望を抱かせてくれる。「何度でも立ち上がってきみの名前を呼ぶよ」と歌った、原曲同様、頑張る気力が漲ってくる応援歌である。個人的には、歌詞に宿った想いが伝わる、曲全体の音色・歌声が好きである。


  1. 喝采[03:16]

作詞・作曲:阿部真央/編曲:亀田誠治

阿部真央 appears by the courtesy of PONY CANYON INC.

 シンガーソングライター・阿部真央提供楽曲。乾いたアコースティックギターから始まる痛快バンドチューンで、上手に出来る世渡り上手な「君」を冷笑的にあしらう主人公の胸中を軽快・爽快に描いている。「君」に対して心にもない喝采を送る姿が浮かぶ、「君」に対する羨望・嫉妬が伝わってくる楽曲である。個人的には、歌詞・旋律・音色・歌声全てが好きである(歌詞はサビの頭韻が、音色は心火・苛立ちの感情が伝わるロックサウンドが、歌声はAメロの巻き舌が特に好きである)。尚、本作収録楽曲の中で最も短い楽曲である。


  1. 陸の魚[04:37]

作詞:山本彩・いしわたり淳治/作曲:山本彩/編曲:亀田誠治

 自身作詞・作曲楽曲。「JOKER」「どうしてどうして」同様、作詞家のいしわたり淳治が共作詞とワードプロデュースを務めた。エレキ & アコースティックギターとピアノが響く楽曲。どこかひとつの場所でしか呼吸ができない主人公を、水の中でしか呼吸ができない魚に例えて描いている。「諦めて死ぬくらいなら、この世界を飛び出そう」と、静かに力強く誓った所信表明ソングである。個人的には、ソロ活動に対する並々ならぬ決意と覚悟が伝わる歌詞が好きである。


  1. 春はもうすぐ[05:53]

作詞・作曲:水野良樹/編曲:亀田誠治

 「愛せよ」に曲をつけた水野良樹提供楽曲。いきものがかりを連想させるピアノや弦が特徴で、夢のために一人で故郷(まち)を出ていく「僕」を描いている。さよならを告げる切ない歌詞と希望を感じる淡い音色が印象的な、春に聴きたい儚く優しい楽曲である。個人的には、一部メロディーが、関ジャニ∞の9thアルバム収録曲「青春のすべて」の一部メロディーに似ていると感じた(両者共に作曲は水野氏である)。尚、本作収録楽曲の中で最も長い楽曲である。


  1. [04:17]

作詞・作曲:山本彩/編曲:亀田誠治

 自身作詞・作曲楽曲。儚さ & 力強さが印象に残る楽曲で、異性の「君」に恋した「僕」を夏の蛍に例えている。「君が僕に気づかなくても、僕は君を照らす」と歌った、強く光って消える切ない恋を描いた楽曲である。個人的には、2番Aメロのコーラス(特に「会いにゆく」)が好きである。また、報われないと悟りながらも、愛する人の幸せを願う「僕」の献身的な恋を描いた歌詞も好きである。尚、この楽曲はフェードアウトで終了するが、個人的には、宙(そら)に浮かんで消える蛍を表現しているように感じた。


スポンサーリンク


外部サイト


サイト内検索

このHPは

本HPは、作曲家・作詞家・編曲家・演奏者・曲情報をまとめたサイトです。

また、編曲クレジットのある音楽番組の披露楽曲情報もまとめています。

全ての情報をまとめることは出来かねますので、予めご了承下さい。

自分のペースでゆるりと運営していますので、何卒宜しくお願い致します。


カテゴリー